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【主婦層リサーチ2025】SNSが変える日常購買と売場誘導!
― スーパー・小売向け最新インサイトと広告設計のポイント ―
はじめに、2025婦層は日々の献立決めや買い物計画にSNSを欠かせないツールとして活用しています。
特にInstagram、LINE、YouTubeは「商品認知」から「店舗来訪」までをつなぐ重要な情報源となっています。
本コラムでは、調査データをもとに主婦層の実態を読み解きながら、売場誘導に直結する広告戦略をご紹介します。
(参照:クロス・プロップワークス インタビュー・アンケート調査2025年版| 調査詳細はこちら)
1.主婦層のSNS利用の実態と特徴
●Instagram利用率は80%超え。主婦は「献立探し」や「食材購入の参考」に活用しているケースが多い。●LINEは、近隣店舗のクーポンやチラシをチェックするために活用。
●YouTubeでは、調理動画やレビューも注目度が高く、購入前の検討に活用される。
また、調査では「買い物前にSNSで情報を調べる」と答えた主婦が6割を超え、特に30~40代では8割近い結果に。
この数字は、SNSが購買行動の起点として機能していることを裏付けています。
2.主婦層の声:SNS活用が買い物行動を動かす
●「夕方、今日の献立に悩んでInstagramのレシピ投稿を見る」●「LINEで届くクーポンに気づいて買い物先を決める」
●「YouTubeの料理動画を参考にして食材を買いに行く」
主婦層は“生活のリアルな困りごと”をSNSで解決し、その情報を基に購買行動を起こす傾向が強いことがわかります。
3.スーパー・小売向け広告設計の3つのポイント
① 夕方16~18時のタイムゾーンを狙う献立検索のピーク時間にSNS広告やクーポン配信を集中させ、買い物意欲を高める。
② 「保存・シェア」されやすい生活密着型コンテンツをつくる
例:「冷蔵庫の余り物で作る簡単レシピ」「週末まとめ買いのコツ」など、実用性が高く共感を得る投稿。
③ SNSと店舗販促の連携強化
SNSで関心を喚起し、チラシやクーポンで来店促進する一気通貫の販促設計を。
■ まとめ
2025年の調査から、主婦層にとってSNSは日常の献立づくりや買い物を支える欠かせない存在となっていることが明らかになりました。
特にInstagramやLINEは、情報収集から実店舗への来店までを自然に導く生活導線として、強く機能しています。
今後、スーパーや小売業が生活者の視点に立ち、SNSと販促を連携させた情報発信を行うことが、売上や来店数アップにつながる鍵となるでしょう。